益田ミリさんの作品が大好き!
豆大福です
益田ミリさんの作品、沢山ありますよね。
その中から、
豆大福が最近読んで面白かった作品を
ご紹介します!
あらすじ
ミウラさんは、ある不動産屋で
引っ越しの物件を決めます。
その不動産屋ではアートの委託販売をしており、
その中に女性型ロボットも売られていました。
費用は100万円。
悩んだ末、ミウラさんは
そのロボットを購入します。
話せる言葉は5つだけ。
作者が決めた4つの言葉プラス1つの言葉は
購入者が決められます。
会社から帰った後、朝、モヤモヤした時…
ミウラさんはロボット「トモダチ」に
色々と話していきます。
話していくうちに、心がすっとしたり、
考えが進んだり…「トモダチ」に
愛着が湧いてくるのでした。
そしてミウラさんにも恋の予感が…!?
益田ミリさん、漫画デビュー20周年記念作品です。
(2022年3月17日単行本が発売)
豆大福の感想
最初は、帰ってきたらロボットがいるって
怖いなと思いました(;^_^A
でも、読み終わったら
「自分の家にもいてほしいな」って
思っている自分がいました。
5つの言葉は「うん」「そうなの?」「大丈夫」
そして、なかなか出てこない4つ目の言葉。
5つ目はミウラさんが途中で決めます。
まず、自分の話にずっと相槌を打ってくれるって
いいな~と思いました。
話を遮るでもなく、ずっと「うん」「そうなの?」
と言ってくれるって何かいいな(笑)
(ロボットは、相手の表情などを読み取って、
返事を使い分けます。
こんなロボットいたら凄い!)
話しているうちに、感情も収まりそうだし、
考えもまとまりそうです。
夜帰ってきたときだけ、
ぎょっとしそうだけど(;^_^A
読み進めていくうちに、
段々そのロボットの秘密が分かっていきます。
ロボットの作者とミウラさんが
実は繋がりがあったりしますが、
本人同士は気が付かない。
そういったところも、とっても面白かったです。
ミウラさんの恋も応援したくなりました。
人間関係に悩んでいたり、
モヤモヤした時に読むと心が軽くなる1冊です。
心に残った言葉
ミウラさんは、仲良くしていた友人と
あることがきっかけで疎遠になります。
そして思った言葉がこれです。
「子供の頃から思ってた
たったひとり 味方になってくれる友達がいれば
それでいい」
子供の頃、それに気づいていたミウラさんは
すごいと思います。
豆大福は、子供の頃は友人は多ければ多いほど
良いと思っていたので…
でも、量より質ですよね(;^_^A
たったひとり味方になってくれる人がいれば
それでいいと、今は豆大福も思います。
その後、ミウラさんと母親が話していた際、
母親が友人について
「会えない時は会えない また会える時は会える
そんな感じじゃないの?
友達って無理して会うものではないし」
いや~確かにその通りお母さん!
仕事が忙しかったり、
環境や考えが変わったりして、会えなかったり、
会ってもイマイチ盛り上がらなかったり。
そんな時は、無理して会う必要はないですよね。
トモダチについて、
なかなか深く考えさせられました。
↓単行本発売中↓
まとめ
「ミウラさんの友達」手軽に読めますが、
友達に関して深く考える作品でした。
友達関係にモヤモヤしている方など、
オススメしたい本です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。