秋冬は映画を観たくなります…
最近「おひとりさま」を描いた映画を
数本観ました。
アラフォー独身女の豆大福としては
「なんか他人事じゃない!」と思った訳で…。
そんな「おひとりさま」女性を描いた映画を
今回はご紹介です!
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豆大福も重宝しています。
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おひとりさま族
こちらは韓国の映画です。
なかなか雰囲気のある映画でした。
基本情報
題名 | 『おひとりさま族』 |
製作年 | 2021年 |
製作国 | 韓国 |
上映時間 | 90分 |
監督 | ホン・ソンウン |
出演者 | コン・スンヨン/ チョン・ダウン 他 |
監督は、今作が長編監督デビューとのことでした。
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あらすじ
カード会社のコールセンターに勤めるジナ。
彼女は、クレーム処理も冷静に対応し、
優秀な人材です。
孤高を貫くジナは、同僚と会話もなく、
食事も一人。母が他界後、実家の父親とも
疎遠状態。
外出時はスマートフォンを片手に、
下界の音をシャットダウン。
自身の領域を守り、自分のペースで
ひとり暮らしていました。
そんな中、彼女は研修生のスジンの教育担当を
任されてしまいます。
教育どころか会話もうまくいかないジナ。
スジンが自身の領域に入ってきたことで、
邪険にしてしまいます。
また、アパートの隣人が孤独死していたと分かり、
ジナの平穏な日常が揺らぎ始めー。
感想
とても地味な映画なんですが、ひとり身として
刺さるものがありました。
ジナは、ひとりの時、ずっとスマホで動画を
見ているか家でTVを流しています。
これ、自分にも身に覚えがありました。
歩きスマホはしないけど、家でTVやYouTubeなど
何かしら音がないと寂しい。
TV等を見ていると、今の自分の気持ちを
直視せずにすむし、気分が紛れる。
たまにはいいのかもだけど、ずっとだと自分が
どうしたいかが見えなくなります。
この映画は、そこのとこを上手く描いていた
気がします。
自分のペースが乱されて、段々問題に直視していく
ジナ。
感情を抑えていた彼女が、段々感情的になる姿は、
見ていて泣けてきました。
「本当の自分の気持ち」を確認する作業って
大事だよな、と思わされた1本です。
夜明けまでバス停で
こちらは、邦画作品です。
なんか考えさせられちゃった…。
基本情報
題名 | 『夜明けまでバス停で』 |
製作年 | 2022年 |
劇場公開年 | 2022年10月8日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 91分 |
監督 | 高橋伴明 |
出演者 | 板谷由夏/大西礼芳/ 三浦貴大/柄本明 他 |
2020年実際にあった事件
(幡ヶ谷バス停でホームレス女性が亡くなった
事件)をモチーフに製作されたとのこと。
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あらすじ
昼間は自作アクセサリーを売り、夜は焼き鳥屋で
住み込みパートとして働く三知子。
母や兄と疎遠ではあるものの、ひとりで何とか
生活をしていました。
そんな中、突如訪れたコロナ渦。
焼き鳥屋は、一旦営業を停止し、三知子は
解雇されてしまいます。
仕事も住まいも一気に失くした三知子。
住み込みで介護系の仕事が見つかりますが、
コロナの影響で白紙に。
コロナでネットカフェ等も営業しておらず、
行く当てもなく街をさまよいます。
そして彼女が辿り着いたのは、終バスがいった後の
バス停のベンチだったのでした。
感想
この映画、全然他人事ではないなって思いました。
本当にあった事件を扱った映画ですが、
すべて同じ話ではありません。
主人公の三知子は、自分でやりたいことを継続
しつつ働くどこにでもいそうな女性。
コロナがなければ、こんなことになっていなかった
かも…。
それと、三知子は人に頼ることが不得意でした。
炊き出しに誘われても、ご飯をもらおうとせず、
兄から連絡がきてもSOSを出せずにいました。
プライドもあったと思います。
でも、不測の事態に陥った時、特に独り身は
頼ることも覚えなきゃと思ったのでした。
この事件のことは覚えていて、それは
「明日は我が身」と思ったからじゃないかなと。
不測の事態にちゃんと備えつつ、何かの時は
周囲の人をちゃんと頼ってみようと思った
1本でした。
658km、陽子の旅
主役の菊地さんの熱演に心打たれました。
基本情報
題名 | 『658km、陽子の旅』 |
製作年 | 2022年 |
劇場公開年 | 2023年7月28日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 113分 |
監督 | 熊切和嘉 |
出演者 | 菊地凛子/竹原ピストル オダギリジョー/風吹ジュン 他 |
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あらすじ
42歳・独身女性の陽子は、在宅フリーターとして
無気力に生きていました。
身の回りのものは、スマホで購入。しかし、
便利なスマホを不注意で割って壊してしまいます。
そんな中、従兄の茂が突然陽子の家を来訪。
20年以上疎遠だった郷里の青森にいる父が、
亡くなったと知らされたのでした。
茂一家がいる車に同乗し、青森を目指す陽子。
しかし、サービスエリアで茂の子が事故に遭い、
慌てた茂一家は陽子を置き去りに。
スマホもなく、連絡がとれない陽子は途方に
暮れます。
人との交流が苦手な陽子でしたが、何とか
ヒッチハイクで青森へ目指すのでした。
感想
スマホって大事ですね(笑)スマホさえあれば、
こんなことにならなかったのに…って感じ。
一人暮らしにとっては、スマホって大切な
ライフライン。
豆大福は固定電話もひいてないので、スマホが
壊れた時に体調不良になったら一大事。
近所に知り合いもいないし、公衆電話まで
たどり着けないとどうなっちゃうんだろうって
思います。
さて、そんなスマホが壊れてしまった独り身の
陽子。
元はやりたいことがあったようですが、
上手くいかず…父にも気まずくて会っていなかった
様子。
いつの間にか、ひとりでいることに慣れ、
人との接触もどうしたらよいかという状態。
全然話てなかったら、こうなりますよね…
コロナ渦で人としゃべらない日が続いた時
そう思いました。
そんな陽子が、追い込まれ、痛々しくも行動
できるようになっていくところに感動いたし
ました。
まとめ
今回は、アラフォー独身女が他人事じゃない!
と思った映画をご紹介しました。
どの作品も派手な映画ではありませんが、
じんわり心にしみいって考えさせらる作品です。
気になった映画、ぜひご覧になってみてください。
- おひとりさま族→
孤高を貫くコールセンターの女性が、
周囲の変化で心が揺らぎ始める話。 - 夜明けまでバス停で→
コロナ渦で本当に起こった事件を
モチーフに映画化した作品。 - 658km、陽子の旅→
日常で殆ど人と接していなかった
42歳女性が、変わっていく話。
※2024年11月現在、Amazonプライムビデオで
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最後までお読みいただき、
ありがとうございました!