益田ミリさんの漫画を
よく読みます!豆大福です
益田ミリさんの漫画を読み始め、
早十年以上経過した豆大福です!
益田さんの漫画は、ほのぼのとしていて、
どこか物悲しいところもあり大好きです。
今回は、そんな益田さんのお仕事漫画を
レポートします。
あらすじ
同じ会社で働く、社会人2年目、12年目、
20年目のマリコ達3人が主人公です。
社会人2年目のマリコは
「今日も会議で意見が言えなかった」
と落ち込みます。
社会人12年目のマリコは
「〈会社用の自分〉に、自分がのっとられそう」
とふと感じてしまいます。
社会人20年目のマリコは
「後輩は増えるけど、年上の実感ってない」
と思うのでした。
20代、30代、40代のマリコ達が、
時に悩み、時に愚痴り、時に悟って
今日も仕事を頑張っています。
読めば勇気が湧いてくる、そんなお仕事漫画です。
(新潮社より、単行本と文庫本
それぞれ発売中です)
登場人物
マリコ | 岡崎社会人2年目の24歳。 同期の子たちの仕事ぶりが気になったりしている。 出世したいわけではないけれど、同期より仕事ができないのは嫌と思っている。 |
マリコ | 矢部社会人12年目の34歳。 新人時代はとっくに終わっているけれど、ベテランというほどの歳月も流れておらず、なんだか宙ぶらりんだと思っている。 |
マリコ | 長沢社会人20年目の42歳。 最近、自分の値打ちが下がってきていると感じている。 頼られる先輩になりたい気持ちはあるけれど、それを受け止められるだけの包容力がないのも自分で分かっている。 |
豆大福の感想
「分かるわ~」と働いたことがある方ならば、
どこかの年代のマリコに共感できると思います。
例えば、34歳のマリコ。
月曜からトラブっています。
「あー、もう会社辞めたい。今日辞めたい」
とつぶやきます。
こんな日って絶対ありますよねぇ。。
そしてトイレへ向かうのでした。
「人間に排泄機能が搭載されててホントよかった」
「なかったら会社で一ミリも気分転換できないヨ」
と個室に入っていくのでした。
うーん、分かる、分かるわぁ。
トイレの個室でクールダウンって
女性なら誰でもやるんじゃないかしらと。
「今日も会議で役に立たなかった」
「自分の意見が言えなかった」
と落ち込む24歳のマリコ。
この気持ちも痛いほど分かりました。
豆大福は特に大人数の会議で、
意見を言うことが苦手なので、
プレッシャーに感じる気持ち分かるな~と。
そんな24歳のマリコ、
上司から「尾崎さんの名刺ってある?」と
聞かれたらサッと渡したり、
先輩から「この前の見積もりって分かる?」
と言われれば、すぐに書類を渡します。
傍から見たら、
書類や名刺をすぐに渡せているので、
きちんと整理ができており
仕事がちゃんとしていると思います。
けれど次の瞬間
「どうしたら仕事ができるようになるんだろ」と
心の中でマリコはつぶやくのでした。
大丈夫、ちゃんとできるようになっているよ、
と24歳のマリコに言ってあげたくなりました。
なかなか自分じゃ成長しているって分かりづらいですし、人から改めて言われないですよね。
これもあるあるかもな~と思いました。
今回の益田ミリさん作品は、
結構心の中でマリコが毒づきますし、
ほんわかは薄めな作品かもしれません。
それは、自分にも身に覚えがありすぎて、
ぐさぐさ刺さる部分があったから、
そう感じたのかも。
ちょっとほろ苦いお仕事漫画。
共感できる部分も多いので、
会社や人間関係に疲れた時に読みたい
1冊となりました。
↓文庫↓
まとめ
益田ミリさんの作品「マリコ、うまくいくよ」
共感できるところが満載の漫画でオススメです。
ご興味持った方は、ぜひ手に取ってみてください!
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。