落ち込んだ時、
本を読んでみます。
仕事でうまくいかない時、人間関係でもめた時…
気持ちがざわついたり、落ち着かなくなります。
睡眠をとったり、湯船につかってみたり、
美味しいものを食べても心が晴れないことも。
そんな時は、本を読んでみます。
少しでも自分の気持ちが晴れる術が見つかれば。
そんな藁にもすがる気持ちでページをめくります。
今回は、豆大福が特に落ち込んだ時、
読んで救われた本をご紹介いたします。
心の休ませ方「つらい時」をやり過ごす心理学
(加藤諦三)
↓【本】心の休ませ方↓
加藤諦三(かとうたいぞう)さんは、
社会学者で心理学者という肩書をもっており、
長寿ラジオ番組「テレフォン人生相談」の
パーソナリティでもある方です。
これまで多くの著書を発表してきた加藤さん。
その中で、豆大福は「心の休ませ方」という本に
救われました。
20代の頃、勤めていた職場の人間関係が辛く、
会社に行けなくなったことがありました。
たまたま家にあったこの本。(実家だったので、
両親も辛い時期があって買ったのかな?)
部屋にこもって、この本を読んだら涙が出て
きました。
まず、どうして「つらい状態」になったのか
ということが書かれています。
また、これを読んで「とにかく今は休め」
そう言われていると感じ、救われました。
この本は、あまり具体的にどうした方が良いか?は
書かれていません。
辛い時から前向きになる方法を多く求めている方には、不向きかもしれません。
ただ、この状況を理解したい。
休んでいる自分に自己嫌悪があるという気持ちの
方にはいい本だと思います。
また、周囲に辛い気持ちを抱えた人に、
どう接したらよいか?と悩んでいる方にも
いいかも。
上手な心の守り方
不安、悩み、怒りをこじらせない、99のヒント
(枡野俊明)
↓【本】上手な心の守り方↓
枡野俊明(ますのしゅんみょう)さんは、
僧侶で庭園デザイナーという肩書を持った方です。
現在は、曹洞宗徳雄山建功寺の住職を
されています。
この方も著書は多数あるのですが、豆大福が
良かったのは「上手な心の守り方」と言う本。
自分ダメだなぁ、もう嫌だなぁ、イライラする!
などの気持ちが起こった時の対処法が
書かれています。
見開き1ページで完結するので、とても
読みやすいです。
また、99ものヒントに分かれているので、
その時の気分でページを開くのも良い。
本書は心を「強く」するのではなく「柔軟に」する
ヒントが書かれています。
私たちが生きるストレス社会で起きることの
「受け止め方」を変えようというのです。
この本は豆大福が、転職活動期や新たに入った
会社で働いた時、お守りとして読んでいた本。
嫌なことやクヨクヨした時、パラパラっと読む
だけで何となく気持ちが落ち着きました。
心を守ったり、考え方の癖をいい方向に変える
ヒントがあったように思います。
眠れないあなたに
おだやかな心をつくる処方箋(松浦弥太郎)
↓【本】眠れないあなたに↓
松浦弥太郎さんは、エッセイストであり、
雑誌「暮らしの手帳」の前編集長をやられていた
方です。
豆大福は、以前から松浦弥太郎さんが大好き。
文章を読んでいるだけで気持ちが落ち着きますし、
シンプルに生きようと思えるのです。
この「眠れないあなたに」は、眠る前に読むと
落ち着く本。
夜って、ホント魔の時間ですよね(;^_^A
日中の失敗を思い出してクヨクヨしたり、
これからの人生を考えてしまったり…。
考えても仕方のないことを思い悩んでしまう時間、
それが夜。
本の中では、今ならではのSNSとの付き合い方も
書かれています。
夜にSNSを見たり、ネットニュースを見て変に
落ち込んだり…それより松浦さんの文章を
読んだ方が安眠できました。
(とはいえ、気が付いたらSNS見ている!
気を付けなければ。。)
心に残ったのが、90歳を超えた女性に、
松浦さんが長生きのコツを聞いた話。
女性の返答は「逃げ足の速さですよ」とのこと。
周囲がまだ「大丈夫」と言っても、さっさと
走って逃げたと。
みんなに笑われながら逃げたけど、
逃げなかった人は大変な目にあったという話
でした。
学校でも職場でも「怖い」と思ったら逃げた方が
良いと書いてありました。
「怖い」と思ったら、さっさと逃げる。
それが長生きのコツ!覚えておこうと思います。
コウペンちゃん(るるてあ)
↓【本】コウペンちゃん↓
とにかく可愛い!癒される!!そして、
全てを肯定してくれるのがコウペンちゃん♪
イラストレーターの“るるてあ”さんが、
Twitterで発表したコウテイペンギンの
赤ちゃんのコウペンちゃん。
そんなコウペンちゃん、初の書籍化作品です。
なんといっても、全力で褒めてくれる
コウペンちゃんに癒されます。
「ちゃんと起きてえら~い!」
「今日は職場に着いた時点で満点なんだよ~!」
なんて誰も言ってくれない(涙)
でも、コウペンちゃんは言ってくれます。
すべてを肯定してくれます。
気持ちが疲れている時は、読んでいるだけで
涙目になってしまうことも。
あと、疲れている時って、活字を読むのも
疲れてしまいます。
そんな時、イラストが主な本っていいのかなと
思いました。
疲れていて可愛いもの好きの方に、
プレゼントしても喜ばれるかも。
↓カレンダー、豆大福も買いました。
癒される…↓
まとめ
今回は、辛い気持ちの時、落ち込んだ時に
読んでホッとした本をご紹介しました。
季節の変わり目で体も心も疲れる時。
部屋で温かい飲み物を飲みながら、
ホッと一息読書も良いと思います。
皆さまの本選びの参考になれば幸いです。
- オススメ1→心の休ませ方
「つらい時」をやり過ごす心理学(加藤諦三) - オススメ2→上手な心の守り方
不安、悩み、怒りをこじらせない、99のヒント
(枡野俊明) - オススメ3→眠れないあなたに
おだやかな心をつくる処方箋(松浦弥太郎) - オススメ4→コウペンちゃん
(るるてあ)
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!