【本】森永卓郎「身辺整理 死ぬまでにやること」余命宣告された著者が実践したこと

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森永さんの本は、初めて読み
ました。

経済アナリストとして活躍された、森永卓郎さん。
今年1月28日、67歳で永眠されました。

森永さんは、ふっくらとした、ミニカーなどを
集める面白いおじさんといった印象でした。

あまり、経済番組に出ている森永さんは見て
おらず、面白いところだけを見ていたのです。

この本を読んだのはたまたまで、実家の親が読んだ
ものを貸してもらいました。

結果、すごく読んで良かったのです。
頑張ろう、楽しもう、片付けよう…
色々な思いになりました。

今回は、森永さんが「原発不明がん」で余命宣告
されてからの身辺整理を書いた本をご紹介です!

↓「身辺整理 死ぬまでにやること」↓

目次

内容

2023年11月、何の自覚症状もなく過ごしていた
ところ、ステージⅣの末期がんと告知を受けた
森永さん。

そこから治療しつつ、「身辺整理」をした内容が
書かれています。

森永さん曰く
「身辺整理とは、身の回りにあるモノや資産、
行っている活動を改めて眺め、
コレは残しておこう、コレは手放そうと
仕分けしながら整理していくこと。」とのこと。

彼の場合、書棚にあふれた本、財産、仕事、
家族との関係性などで、それを猛スピードで
進めたのです。

余命4か月と言われた彼が、どのように終活である
「身辺整理」をしたのか。

膨大な物、資産、仕事、家族も含めた人間関係…
死が目前に迫った時、何をするか?
著者渾身の作品。

感想

こちらの本、すごい読みやすかったです。

普段読む本より、文字が大きく感じました。
そして、文章がとってもお上手で面白い!

森永さんの本は初めて読みました。
さすが何冊も本を出されている方だけあって、
文章が分かりやすいのです。

こちらを読んだタイミングは、久々に風邪を
ひいた時でした。

熱はすぐ下がり、体がだるいのと、喉が痛いだけ
だったんですが、調子が悪くなると気持ちが
落ち込みます。

そんな時、字も大きいし、読みやすそうだから
読んでみるか~と読んでみたら、何だか元気に
なったのです!

自分はただの風邪なのに、何をこんなにウジウジ
しているのだろうと。

森永さんは余命宣告される前も後も、こんなに
精力的に活動しているのに!
私ったら!なんて(笑)

森永さんは、決断力や行動力があり、自分に正直な
人だと感じました。

余命宣告されても、精力的に執筆活動やラジオ番組
出演などを続ける森永さん。

どうしてそんなにできるんだろう?と思いました
が、彼は本の中でこんなことを残していました。

「すべきことがあることこそ生きることの原動力に
なっている。」

また、ある医師は
「免疫量は健康状態に比例しますが、
免疫の3割はどれだけ前向きに生きているか
という精神面の要因に左右されるんですよ」
とのこと。
これを森永さんは「おそらく事実だ」と言っています。

やり残したことを「やりたい気持ち」こそ、
森永さんを突き動かしていた。

そう考えると、余命宣告されてからの本も、
読んでみたくなってきました。
(色々暴露しているようです(;^_^A)

本から学んだこと、実践したいことetc

ここからは、この本を読んで学んだことなどを
まとめてみました。

物について

お仕事柄、大量の本を所有していた森永さん。

以前、本の処分で苦労している遺族を見て、自身で
片付けると決めたようです。
(その様子が詳細に書かれていました。)

豆大福も、大量に本を所有していた親族の片づけを
したことがあり、本の処分は苦労した経験あり。

埃まみれで重かったり…そして処分の為に紐かけ
して、ごみステーションへ運んで…って地味に大変
だった(;^_^A

売れそうなのは売ったけれど、高く売れたものは
なかったです。本の大量所有はなかなか厄介!

ということで、豆大福も本は大好きなんですが、
所有している本箱(ニトリで買ったやつ)に
入らなくなったら、どれか手放すことに決めました。
森永さんの本を読み、その気持ちが
より決定づけられました。

森永さんも書いていたけれど、物を手放すにも
経費がかかります。

経費を節約するには、最初からモノを持たない
こと、うーんおっしゃる通り!片づける気分に
なりました。

ところで、パソコンを20台持っていた森永さん。

回収を依頼したという業者が、自分も使ったことが
あり、何だか嬉しくなりました!

↓リネットジャパンさん↓

手軽にパソコンが処分できますし、国認定事業者
なので、安心してお願いできました。

こういった、便利な業者さんを頼りつつ、特に
いらない物の処分は早く進めようと思えました。

お金について

森永さんは、お父様の相続で地獄を体験したそう
です。(著書に詳しくあり)

それなので、家族に迷惑をかけないように、自身の
資産を一刻も早く整理しようと思ったとのこと。

豆大福は、親に資産状況や手続きを分かるように
しておいてほしいとお願いしていました。

親はすぐ行動に移してくれて、エンディングノート
に現在書き記してもらっています。

↓こちら、親が書きやすくていいと
言っていました↓

自分の家は大丈夫だ~!と思ったけれど、ふと
気が付いた。自分もやっといた方がよくないか?と。

豆大福も、立派な(?)アラフォー。
いつ何が起こったっておかしくない!

特に今は、ネット銀行とか○○Payとかあるし、
何かあった時書いておいた方が家族に
迷惑かからないかも…。

と、いうわけで、大した資産はないですが(汗)

自分もちゃんとどこになにがあるかを、書き記そう
と、この本を読んで思ったのでした。

これ以外にも、仕事のことや人間関係などの
「身辺整理」が書いてあり、勉強になりました。

仕事については、森永さんがどのように仕事をして
きたかを初めて知ることもできました。

仕事もバリバリしながら、沢山の趣味もあり、
走り抜けた森永さん。67年間、お疲れさまでした。

この本は家族から譲り受けたので、とっておいて、
何かに負けそうになった時にまた読みます。

(これは断捨離しないと決めた!(笑)
歳を重ねて読むと見かたが変わりそうなので…)

↓「身辺整理 死ぬまでにやること」発売中↓

まとめ

今回は1月28日に永眠された、森永卓郎さんの
著書をご紹介しました。

文字が大きくて文章も面白く、すらすらと読めて
しまいました。

余命宣告されてから、人の力を借りながらも、
ここまで自身の「身辺整理」に取り組める
森永さんはすごい。

「身辺整理に早すぎることも遅すぎることもない」
森永さんのこの言葉を胸に刻みました。

幅広い年代の方が、読んで参考になる本だと
思います。読んで良かったです。

皆さまの本選びの参考になれば幸いです。

  • 「身辺整理」単行本が発売中。
  • 余命4か月と宣告された著者が、
    そこから行った「身辺整理」について、
    細かく書かれていた。
  • モノ、本、資産、仕事、家族など人間
    関係について、どのように向き合ったか
    が参考になった。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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