
女同士で暮らすのも楽しそう…。
アラフォーの私にとって、今後どのように暮らすのか?って最近よく考えることです。
物価は上がっているし、家賃も上昇するばかりだし…。
そんな時に読んだ、独身女性同士のルームシェアやシェアハウスの話。
とても興味を惹かれました。
「こんな生活もいいな」なんて思って、ワクワクした気持ちに。
今回は気分が前向きになれた、独身女性同士のルームシェア・シェアハウスの本をまとめました。
番外編として、おすすめシェアハウスのドラマも最後にご紹介します♪
小説編


若葉荘の暮らし(畑野智美)
40歳以上独身女性限定のシェアハウス「若葉荘」に入居することになった、40歳のミチルが主人公。
彼女は、小さな洋食屋でアルバイトとして働いていますが、感染症蔓延の影響で収入が激減。
転居を余儀なくされ、「若葉荘」へ入居するに至ったのでした。
シェアハウスの住人たちと関わるうち、ミチルは将来のことや自分の幸せについて考え始めるーといった内容です。
ちょうど私もミチルと同世代なので、自分と重ね合わせながら読みました。
彼女の言葉に「分かる…」と思う箇所が多くて、共感が止まらなかったです。
誰かと少しだけ話したいな~と思った時、こういった場所で暮らしていたら、話せるのはいいなと。
一人になりたい時は、部屋にすぐ引っ込めば良さそうだし、誰かと話したければ、居間で待っていれば話せる。
小説の中では、程よい距離感が丁度よさそうで「若葉荘」が魅力的に思えました。
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終活シェアハウス(御木本あかり)
68歳の女性たちが住むシェアハウスに、秘書(なんでも屋)として採用された大学生・速水翔太が主人公。
女子高時代の同級生3人が、優雅に楽しく暮らしている中、軽度認知症の診断が出た恒子が新たに入居してきます。
そんな中、シェアハウスに売却の危機が訪れるーといった内容です。
シェアハウスの持ち主・歌子が料理研究家なので、出てくる料理がとっても美味しそうなんです。
(翔太は、賄い料理が美味しすぎるのでバイトを辞められない…といった理由があるのでした。)
その料理を女性たちが、みんなであーでもないこーでもないと言いながら、食べる姿が微笑ましかったです。
やっぱり美味しいものを食べるときは、気心が知れた誰かと一緒だと楽しいよね…と思ってしまいました。
自分がこれくらいの歳になった時、こんな風に友人と繋がっていたいし、助け合って暮らすのも素敵だなと。
10月~NHK BSで連ドラ化されるので、シェアハウスや料理の描写なども注目している作品なのでした。
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漫画編


マダムたちのルームシェア(seko koseko)
シニア世代の女性3人が、ルームシェアをする姿を描いた漫画です。
沙苗、栞、晴子は、古くからの友人関係。
眠れない夜には花札で盛り上がり、何もかもがうまくいかない日には、踊ってみたり…。
性格も歩んできた道もバラバラな3人が、楽しくルームシェアライフを送るーといった内容。
これを読んだとき「こんなシニアライフ楽しそう!」と思ったのです。
沙苗は独身、栞は離婚して娘は独立、晴子は夫と死別し息子は独立している…といった感じで、みんなシングルですが、理由はそれぞれ。
これくらいの歳になって、シングル同士、一緒に生活するのも楽しそうだな~とちょっと羨ましくなりました。
沙苗、栞、晴子の性格や体系がバラバラで、キャラがたっていて良かったです。
また全編カラーなので、3人の服装がカラフルで読んでいるだけでテンションが上がる!
何が起こるってわけでもないんですが、3人が楽しそうに日々を過ごす姿を読むだけで、幸せになるのでした。
とりあえず、気の合う女友だちとは、繋がっていよう…と思えた作品。
(漫画は現在、5巻まで出ています。)
甘くて辛くて酸っぱい(はしゃ)
偶然のきっかけで出会った、酢谷(すや)、甘地(あまじ)、辛島(からしま)のアラサー独身女性3人。
酢谷はフリーランスで一人暮らし、甘地は会社員で実家暮らし、辛島は会社員で彼氏と2人暮らしです。
生活のオンオフを切り替えるため、仕事部屋を借りることにした酢谷。
その話を他の2人にしたところ、3人のセカンドハウスとして部屋を借りることになったのでした。
美味しそうな食べ物やお酒が出てくる、グルメコミックです。
セカンドハウスをルームシェアするって、まず設定が面白いな~と思いました。
私がアラサーの時は、甘地のような会社員で実家暮らし。
甘地と同じで「結婚は…」とか、色々詮索されることもあったし、ちょっと窮屈さを感じていました。
あの時、こんなセカンドハウスがあったら!って思っちゃいました。
そして、3人が美味しそうにお酒や食べ物を楽しむ姿に、「いいな~」となります。
実際は、なかなかこんなに上手くはいかないでしょうけれど、理想を読んで浸る時間があってもいい。
続編も期待する漫画なのでした。(現在1巻のみ単行本が出ています。)
番外編ドラマ


『すいか』
信用金庫に勤める、34歳の早川基子が主人公。
ある日、唯一の同期で仲良しの馬場ちゃんが、横領して逃走。
その後の日々に物足りなさを感じた基子は、実家を出て一人暮らしすることを決意します。
そこで出会ったのが「ハピネス三茶」という下宿屋。
風変わりな女たちが住む場所で、彼女たちと関わるうち、基子は少しずつ変化していくーといった内容。
20年以上前の作品ですが、未だにファンが多い作品。
私は今年久々に見返したのですが、やっぱりこのドラマいい作品だな~と感じました。
基子役に小林聡美さん、馬場ちゃん役に小泉今日子さん…ちょっと前にやっていたドラマ『団地のふたり』の2人じゃないか…!と、まず配役に胸が熱くなりました。(この2人のコンビ、いいんですよねぇ。)
「ハピネス三茶」の住人に、浅丘ルリ子さん、ともさかりえさん。
家主に市川実日子さんと、これまた個性的な俳優陣で見ていて面白かったです。
特に浅丘ルリ子さんは、オーラが凄いですし、いいセリフも沢山あって胸に刺さる存在でした。
今見返しても、色あせることのない作品。
「ハピネス三茶」に一度住んでみたいと思わせてくれた、そんなドラマでした。
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まとめ
今回は、独身女性のルームシェア・シェアハウスを描いた小説や漫画、ドラマをご紹介しました。
アラフォー独身の私は、共感したり、羨ましくなったり、老後を考えたり…色々な思いをした作品です。
気になった作品がありましたら、読む&観てみてくださいませ♪
皆さまの本やドラマ選びの参考になれば幸いです。
- おすすめ1(小説)→
『若葉荘の暮らし』(畑野智美)
40歳の主人公がシェアハウスで暮らす。 - おすすめ2(小説)→
『終活シェアハウス』(御木本あかり)
68歳女性4人のシェアハウス。 - おすすめ3(漫画)→
『マダムたちのルームシェア』
(seko koseko)
シニア世代3人のルームシェア。 - おすすめ4(漫画)→
『甘くて辛くて酸っぱい』(はしゃ)
アラサー3人がセカンドハウスでルームシェア。 - おすすめ5(ドラマ)→
『すいか』
34歳の基子が下宿屋で風変わりな女性たちと出会う。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
↓登場人物が全てアラフォー女性な
小説を集めてみた↓

