柏葉幸子ファンタジー三部作を再読|大人も楽しめる児童文学と『千と千尋の神隠し』に影響を与えた作品

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小さい時に大好きだったシリーズ!

先日、実家を片付けていたら出てきたのが、柏葉幸子さんのファンタジー三部作の本。

子どもの頃、何度も何度も読んで大好きだった作品です。

懐かしくなって再読してみたら、大人になった今でも楽しめる児童文学でした。

調べてみると、この三部作の中には『千と千尋の神隠し』に影響を与えた作品もあるとのこと!

今回は、そんな柏葉幸子さんのファンタジー三部作をご紹介します。

目次

柏葉幸子 ファンタジー三部作とは?

柏葉幸子さんの代表作のひとつが、「ファンタジー三部作」と呼ばれるシリーズです。

『霧の向こうのふしぎな町』『地下室からのふしぎな旅』『天井うらのふしぎな友達』の三冊で構成。

特に『霧の向こうのふしぎな町』は、スタジオジブリの映画『千と千尋の神隠し』に影響を与えたと言わている有名な作品です。

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『霧の向こうのふしぎな町』|
千と千尋に影響を与えた作品

あらすじ

上杉リナは小学校6年生。

父に勧められて、初めての一人旅に出ます。行先は「霧の谷」。

迷いながら辿り着いた「霧の谷」は、赤やクリーム色の洋館が立ち並ぶ、外国のような小さな町でした。

リナが出会う人々は、不思議な人たちばかり。

「働かざる者、食うべからず。」

下宿屋の主人からそう言われたリナは、様々なお店で働くことになるのでした。

感想

三部作の中で特に好きだった作品です。

今回再読し、やっぱりよくできたお話だな~と思いました。

まず「霧の谷」の風景が何だか素敵で。

赤やクリーム色の家に、下は石畳。どの家にもぴかぴかに磨かれた大きな窓がついているとのこと。

想像しただけで、何だかワクワク。確かに外国のような描写です。

ピコット屋敷に下宿することになるリナ。

そこには意地悪なピコットばあさんの他、発明家のイッちゃん、コックのジョン、掃除や洗濯担当のキヌさん、ネコのジェントルマンが住んでいます。

このピコットばあさんのキャラが、『千と千尋~』の湯婆婆にそっくりで。

『千と千尋~』に影響を与えたという話は、最近になって知ったんですが、そう思って読むと設定がちょっと似ている気もします。

色々なお店で働きながら、成長していくリナ。
自分に子どもがいたら、「読んでみて!」って勧めていただろうな。

『地下室からのふしぎな旅』|
映画化もされた冒険物語

あらすじ

アカネはおつかいでチィおばさんの元を訪ねます。

チィおばさんは親戚中の変わり者で、アカネもちょっと苦手な存在。

さっさと用事を終わらせて帰るはずが、地下室から見知らぬ男が現れ大騒ぎに。

彼は、ヒポクラテスという錬金術師で、隣の国から来たと言っています。

土地の契約更新の為に現れた彼は、隣の国へ一緒に行き、地所の持ち主と話し合ってほしいと説得。

流れでチィおばさんと一緒に隣の国へ行くことになったアカネ。

地下室の壁を通り抜けた、隣の国へ!…行くはずだったけれどー。

感想

地下室の壁を通り抜けると、そこは隣の別世界だったという、なんとも面白い設定。

昔読んだときは、自分の家を通り抜けたら、別世界が広がってたらどうしよう…と考えたものです(笑)

チィおばさんがすごい変わり者で、キャラクターが面白かった!

アカネは、最初は臆病だったけれど、どんどん逞しくなっていく姿が自分のことのように嬉しかったな。

隣の国へ着いた!と思ったら、別の国へ着いてしまったチィおばさんたち。

皆で旅をするのですが、それぞれの国には色々と問題があり、それを解決していくアカネたちを読むのが楽しい。

この冒険ファンタジーは、すごくドキドキして面白いです!

映画化情報

2019年『バースデー・ワンダーランド』という題名で、アニメ映画となった本作。

主人公アカネ役に松岡茉優さん、チィおばさん役に杏さんなどが声優として参加されています。

私は映画化を今回初めて知ったので、ぜひ観たいと思います!

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天井うらのふしぎな友だち|
姉と弟が繰り広げる長編ファンタジー

あらすじ

紅と了は、父親の仕事の関係で新しい家に引っ越します。

そこには、時代遅れの4人組も住み着いていました。

父も母もその4人組は見えず、家では姉弟だけが見える存在。

最初は驚いていた2人でしたが、徐々に仲良くなります。

この4人組はある重大な使命があり、それを成し遂げようと姉弟に協力を頼むのでした。

感想

他の2作より分厚い本なので、最初「読み切れるかなぁ」と思ったことを覚えています。

でも、そんな心配はすぐ吹き飛び、最後まで楽しく読め、何度も読み返しました。

古い家の天井うらに、4人それぞれの部屋があって、部屋に個性が出てて面白かったです。

「4人」と書いていますが、おじさんとおばさんは人だとして、あとはアホウドリと宇宙人(?)なので、「4人」という言い方が正しいかどうか分からないですが。(笑)

小さい時は、家に誰か住み着いてたらどうしようって思ったもんです。(ホントに住み着いてたら怖いよね)

それと私は一人っ子なので、秘密を共有できる兄弟姉妹がいたら楽しいだろうなって、当時思ったり。

楽しくてスリルある長編ファンタジーでした。

まとめ

今回は、思い出が沢山ある、柏葉幸子さんのファンタジー三部作についてまとめました。

子どもだけではなく、大人が読んでも楽しめた作品。

たまにはファンタジーで現実を逃避するのもいいですね~

本を読みたい子どもがいたら、オススメしたい作品なのでした。

  • 柏葉幸子さんのファンタジー三部作は、『霧の向こうのふしぎな町』『地下室からのふしぎな旅』『天井うらのふしぎな友だち』の三作品。
  • 『霧の向こうのふしぎな町』は、スタジオジブリ映画『千と千尋の神隠し』に影響を与えた作品。
  • 『地下室からのふしぎな旅』は、『バースデー・ワンダーランド』という名前でアニメーション映画化している。
  • 『天井うらのふしぎな友だち』は、姉弟の長編ファンタジー。他の2冊よりページ数が多かった。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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