【本】介護、認知症、実家じまい…親や自分の老後が心配な時、参考になる本

今は元気な親ですが、いつ介護状態になるかは
誰にも分かりません。

介護保険などの制度は、なかなか難しく
できており、理解に一苦労。

そんな悩める子ども世代、また高齢者の方も
読むと参考になる本をご紹介します。

豆大福、以前は福祉関係の職に就いていました。
仕事をしている時に読んで、勉強になった本も
あります。

介護関係のお仕事等で制度を知りたい方も、
参考になると思います。

「実家じまい終わらせました！
大赤字を出した私が専門家とたどり着いた
家とお墓のしまい方」

これ、とっても面白かったです！
でも全然他人事じゃない～(;^_^A

タレントの松本明子さんが直面した、
実家じまいのことや、専門家の助言が
分かりやすく書かれています。

特に、第１章に書かれていた、松本さん自身の
話について、ぐいぐい引き込まれました。

バラエティなどで活躍している松本さんですが、
身近にありそうな話も多くてびっくり！

（とはいえ、立派な家のようなので、
やっぱり豆大福家とは違いますが…）

この本は、そんな松本さんの実体験に加え、
２～４章では専門家に詳しく聞いていきます。

２章は、実家の空き家問題について、
対処方法等を聞いていきます。

３章は、片づけについて。思い出の品をどう
片づけていけば良いかが書かれています。

４章は、先祖のお墓をどうしたらよいか？
について書かれていました。

これを読み、今後やろうと決めたことがあります。

まだあったような気がしますが、そんな感じです。

とにかく実家の片づけは、帰ったらコツコツ
しなければと！

すごく大変だったといった記述があったので…。

片づけ本を読んでは、奮起→そして挫折を
繰り返しているので、今度こそやるぞ～！

この片づけは、自分の未来の為でもあるのです。
松本さんの本がそう教えてくれました。

色々と考えるいいきっけけになった本でした！
ぜひ！

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↓オススメ片づけ本をご紹介♪↓

「マンガでわかる成年後見制度　一生安心！老後のお金から遺言の書き方まで」

成年後見制度とは、認知症、知的障害、
精神障害等により、判断能力が十分でない方を
保護する為の制度です。

この制度について詳しく知りたかったのですが、
文字が沢山書いてあると読む気がなくなって
しまい(;^_^A

導入として、分かりやすい本はないかな～と
探していたところ、この本が見つかりました。

これを読んで正解でした！
なんといっても、漫画で描いてあるので
読みやすいのです。

漫画で実例が書いてあり、その後文章で
詳しく説明があるといった感じでした。

１２話に分かれていて、それぞれのお困りごとに
専門の弁護士が答えていくといった内容です。

１話で成年後見制度とは何か、説明があります。

また、親族間の相続トラブル、
認知症の方の通帳管理や悪徳商法から
どう守るか…等が描かれます。

どれも身近にありそうな話で、
誰もが直面しそうなお悩みでした。

また、トラブルが起きないように遺言を書くことの
大事さも書かれていました。

遺言の書き方について、文例も載っていたので、
とても実用的だと思います。

認知症等で判断能力が不十分な方がいるご家族、
自身の今後が心配…といった方まで、
幅広く読める本です。

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「実録ルポ　介護の裏」

これは、なかなか勉強になる本でした。

それと同時に、介護業界の闇まで書かれていて、
なかなか攻めた本だとも思いました。

この本の読みやすかったところは、
著者自身の体験が書かれていることです。

著者は突如、母親が介護状態となります。

元々パーキンソン病を患っていた母親が、
階段から転落したとのこと。

東京の郊外に夫婦２人暮らし。
父親も持病を抱えた状態での介護。

そこから著者は、介護保険の制度やケアマネに
ついて知っていき、制度の矛盾を感じていきます。

学びになった点は、現状の介護保険の仕組みや、
サービス利用までの流れ、
要介護認定の判定基準やケアマネ選び、
施設の種類や選び方など、現状を分かりやすく、
細かく書いているところです。

そして、気持ちが重くなった点は、
高齢者虐待についてや、
介護をビジネスとしてしか捉えていない
業者の存在について書かれていたこと。

また、介護職についてのリアルも書かれており、
これから介護業界へ就職する方が読んだら
尻込みしてしまいそうな、突っ込んだ話も書かれて
いました。

後半になるにつれ、重い話もありましたが、
現状がしっかり書かれていたと思います。

制度に関しては、今すぐ100％理解しなくても
「そういえば、こんなこと書いてあったかも！」と
この本を手に取って、そこから詳しく
調べていけばいいのだと感じました。

現在介護でお困りの方、
制度をしっかり把握したい方、
業界の裏を知りたい方等に
ぴったりの本だと思います。

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まとめ

今回は、親や自分の老後が心配な際、
読むと参考になる本をご紹介しました。

皆さまの本選びの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました！