【原作で先取り】2025年 下半期邦画 映画化が決定している小説など10冊まとめ

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2025年下半期も気になる映画化作品がいっぱい!

小説の映画化って聞くと気になっちゃうんです。

先に原作を読んでから映画館へ行くこともありますし、その逆もあり。

原作を先に読んで、映画館へ行くぞ~!と意気込むんですが、最近それができてないなぁ(;^_^A

今回は、2025年下半期映画化予定で、私が気になる注目作を10作選んでみました。

気になる作品は早めにチェックして、映画公開前に読破してみてください!

目次

2025年下半期に映画化される小説など
10選

『近畿地方のある場所について』|
作者:背筋

原作あらすじ

背筋と名乗るライターの主人公は、友人で編集者の小沢とオカルト雑誌を作っていました。

幾つかの怪談に、近畿地方のある場所が関わっていると仮説をたてた二人は、調査や考察をします。

そして、小沢は現地へ行くと言って失踪してしまうのでした。

行方不明となった小沢を探すため、様々な方法で情報収集をする中、恐ろしい事実が分かってきます。

映画について

題名『近畿地方のある場所について』
公開予定日2025年8月8日
出演菅野美穂/赤楚衛二 他

映画化の注目ポイント

2024年「このホラーがすごい!」国内編1位をとった原作を映画化。

小説投稿サイト「カクヨム」に投稿された作品で、“怖すぎる”とネットで話題になりました。

監督は、白石晃士監督。

フェイクドキュメンタリー形式のホラー作品を多く手掛けている方なので、ホラーファンは必見です。

8月の暑い時期、映画館で寒い思いになれるかもしれません!

原作小説

『遠い山なみの光』|
作者:カズオ・イシグロ

原作あらすじ

イギリスで暮らす悦子は、娘が亡くなった喪失感の中、故郷に思いを馳せます。

戦後の長崎で出会った佐知子という女との記憶。
やがてその記憶は、不穏の色を濃くしていくのでした。

映画について

題名『遠い山なみの光』
公開予定日2025年9月5日
出演広瀬すず/二階堂ふみ/吉田羊 他

映画化の注目ポイント

2017年ノーベル文学賞を受賞した、カズオ・イシグロのデビュー作を映画化。

「ある男」や「蜂蜜と遠雷」など監督した、石川慶が監督しています。

日本・イギリス・ポーランド3カ国合作のヒューマンミステリーということで、壮大な作品になる⁉と期待大!

原作小説

『風のマジム』|作者:原田マハ

原作あらすじ

琉球アイコム沖縄支店総務部勤務の28歳女性が主人公。

純沖縄産のラム酒を作りたい!という夢をもったまじむ。

持ち前の体当たり精神で、夢に向かって突き進みます。

契約社員から女社長にー実話を基にしたサクセスストーリー。

映画について

題名『風のマジム』
公開予定日2025年9月12日
(沖縄は9月5日)
出演伊藤沙莉/染谷将太/
高畑淳子 他

映画化の注目ポイント

『キネマの神様』など、今まで映画化作品多数の原田マハ。

なんと、自身の作品『無用の人』を原田さんが監督・脚本することも決まっています!(2026年公開)

そんな注目の原田さん作品を、朝ドラの演技が好評だった伊藤沙莉主演で映画化。

体当たりの主人公、伊藤沙莉さんにぴったりな予感しかない!

原作小説

『宝島』|作者:真藤順丈

原作あらすじ

米軍統治下の沖縄が舞台。

幼馴染のグスク、ヤマコ、レイは、故郷(シマ)いちばんの英雄が消え、沖縄(ふるさと)を取り戻すため、立ち上がります。

本土復帰に向けた流れに翻弄され、生き抜く者たちを描いた作品。

映画について

題名『宝島』
公開予定日2025年9月19日
出演妻夫木聡/広瀬すず/
窪田正孝/永山瑛太 他

映画化の注目ポイント

直木賞受賞作である作品の映画化です。

「るろうに剣心」シリーズの大友啓史さんがメガホンをとりました。

191分と長尺で、予告編から壮大な映画を思わせ、大作な予感。

妻夫木聡さん、広瀬すずさんなど、出演者も豪華で期待大!

また、沖縄の歴史を知ることができそうです。

原作小説

『俺ではない炎上』|作者:朝倉秋成

原作あらすじ

営業部長・山縣泰介は、「女子大生殺害犯」として、ネットに素性が晒され大炎上してしまいます。

SNSの成りすましによって誤解があり、その誤解はすぐ解けると泰介は楽観視。

しかし、成りすましは巧妙で、誰一人無実を信じてくれる者はいません。

ほんの数時間で、日本中の人間が敵となり、泰介は必死に逃亡することになるのでした。

映画について

題名『俺ではない炎上』
公開予定日2025年9月26日
出演阿部寛  他

映画化の注目ポイント

昨年「六人の嘘つきな大学生」が映画化した浅倉秋成さんの原作。

“明日は我が身”とあるように、SNS時代で誰もが他人事ではない話かも…。

このミステリーがすごい!などのランキング入りをした本作は、注目度大です。

原作小説

『ミーツ・ザ・ワールド』|
作者:金原ひとみ

原作あらすじ

推したい腐女子の由嘉里は、人生2度目の合コン帰り、美しいキャバ嬢のライと出会います。

「私はこの世界から消えなきゃいけない」と言うライ。

ライと一緒に暮らすことになった由嘉里。
彼女の新たな世界の扉が開いていきます。

映画について

題名『ミーツ・ザ・ワールド』
公開予定日2025年10月24日
出演杉咲花/南琴奈/板垣李光人 他

映画化の注目ポイント

芥川賞受賞作「蛇にピアス」以来、久々の金原ひとみさん原作映画化作品。

映画「ちょっと思い出しただけ」や「くれなずめ」など、群像劇が面白い松居大悟さんが監督で、期待大!

27歳で結婚、出産…と不安と焦りで揺れ動く主人公に、共感する人が沢山いそうです。

原作小説

『爆弾』|作者:呉勝浩

原作あらすじ

取調室に捕らわれた冴えない男・自称スズキタゴサク。

彼が突然「十時に爆発があります」と予言。

直後に秋葉原の廃ビルが爆破します。

更に、爆破は三度続くと言うのでした。

警視庁の特殊犯係の類家は、情報を引き出そうと知能戦に挑みます。

映画について

題名『爆弾』
公開予定日2025年10月31日
出演山田裕貴/伊藤沙莉/佐藤二朗 他

映画化の注目ポイント

「このミステリーがすごい!2023年版」で第1位になるなど、注目度が高い原作。

予告では、スズキタゴサク演じる、佐藤二朗さんがとても怪しげで気になります!

類家を演じる山田裕貴さんとの知能戦にハラハラしそう。

原作小説

↓因みに続編も出ています~
人気なんですね↓

『盤上の向日葵』|作者:柚月裕子

原作あらすじ

平成6年の夏。
埼玉県山中で白骨化遺体が発見されます。

遺留品は、名将の将棋駒でした。

叩き上げの刑事である石破と、かつてプロ棋士を目指したこともある新米刑事・佐野は、事件を追います。

そんな中、将棋界では実業家から転身した異端の天才棋士・上条桂介が、世紀の一線に挑もうとしていました。

映画について

題名『盤上の向日葵』
公開予定日2025年10月31日
出演坂口健太郎/渡辺謙/土屋太鳳 他

映画化の注目ポイント

映画「孤狼の血」や「朽ちないサクラ」など、骨太な作品が多い印象の柚月裕子さんが原作。

予告編から、重厚な人間ドラマ&ミステリーが楽しめる予感大!

2019年NHKBSプレミアムでドラマ化もされているので、見比べてみても面白そうです。

原作小説

『消滅世界』|作者:村田沙耶香

原作あらすじ

人工授精で、子どもを産むことが常識になった世界。

夫婦感の性行為はタブーとされ、「セックス」も「家族」も世界から消えていくー。

日本の未来を予言と話題の衝撃作。

映画について

題名『消滅世界』
公開予定日2025年秋
出演蒔田彩珠/栁俊太郎/恒松祐里 他

映画化の注目ポイント

「コンビニ人間」で芥川賞を受賞した、村田沙耶香さん初の映像化作品。

原作は未読ですが、あらすじを読んだだけで、これをどうやって映像化するのだろう?と気になる…。

監督&脚本は、数々のアーティストMVを手掛ける川村誠さん。

本作が長編監督デビュー作ということで、そちらも注目です!

原作小説

『兄の終い』|作者:村井理子

原作あらすじ

寝る支度をしていた私の元に、警察から1本の連絡があります。

内容は、何年も会っていなかった兄の訃報でした。

唯一の肉親で憎かった兄。

第一発見者は、兄と2人で暮らしていた小学生の息子・良一君。

遺体の引き取り、火葬、ゴミ屋敷と化していた兄の家のアパート整理、そして良一君の今後…。

妹の私、兄の元妻、息子の良一君、5日間の修羅場が幕を開けます。

映画について

題名『兄を持ち運べるサイズに』
公開予定日2025年11月28日
出演柴咲コウ/オダギリジョー/
満島ひかり 他

映画化の注目ポイント

翻訳家でエッセイストの村井理子さんが、実際体験したことをエッセイにした作品の映画化。

村井さん役を柴咲コウさん、兄役をオダギリジョーさんが演じます。

映画「浅田家!」や「長いお別れ」など、家族ドラマの監督が多い中野量太さん、5年ぶり監督作に期待。

誰にでも起こりえる話なので、興味がありますし、映画を見て勉強になる部分もありそうです。

原作エッセイ

↓『兄の終い』読みました~読んで良かった!↓

まとめ

今回は、2025年下半期公開予定の映画化される小説(一部エッセイ)の注目作をご紹介しました。

小説などの映画化って本当に多いですね!

気になる映画化作品は、公開前早めに読破してみてくださいませ。

皆さまの本&映画選びの参考になれば幸いです。

  • 2025年下半期映画化原作1:
    『近畿地方のある場所について』|
    作者:背筋
  • 2025年下半期映画化原作2:
    『遠い山なみの光』|
    作者:カズオ・イシグロ
  • 2025年下半期映画化原作3:
    『風のマジム』|作者:原田マハ
  • 2025年下半期映画化原作4:
    『宝島』|作者:真藤順丈
  • 2025年下半期映画化原作5:
    『俺ではない炎上』|作者:朝倉秋成
  • 2025年下半期映画化原作6:
    『ミーツ・ザ・ワールド』
    |作者:金原ひとみ
  • 2025年下半期映画化原作7:
    『爆弾』|作者:呉勝浩
  • 2025年下半期映画化原作8:
    『盤上の向日葵』|作者:柚月裕子
  • 2025年下半期映画化原作9:
    『消滅世界』|作者:村田紗耶香
  • 2025年下半期映画化原作10:
    『兄の終い』|作者:村井理子

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

↓2025年夏も面白そうな
ドラマが!↓

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