原田ひ香さんの小説が
好きです!
原田ひ香さんの小説は、シリーズものが多く
気になる本ばかり。
今回は、そんな原田さんの「三人屋」シリーズに
ついて。
三人姉妹が同じお店で時間帯を変えながら、
違う食べ物屋をやる…という話。
面白かったのでオススメです♪
「三人屋」シリーズ、読む順番
現在2冊の本が発売中です!
読む順番はこちらです↓
- 三人屋
- サンドの女 三人屋
↓1巻「三人屋」文庫↓
↓2巻「サンドの女 三人屋」文庫↓
あらすじ
朝・昼・晩と業態を変えて営業するお店、
通称「三人屋」が舞台。
朝は三女が喫茶店をやっており、
モーニングが食べられます。
昼は次女が讃岐うどん屋をやり、
本格的なうどんが食べられます。
夜は長女がスナックを。
お酒の他に手作りのご飯が食べられます。
昔は三人の両親が喫茶店をやっていましたが、
二人が亡くなり「三人屋」が生まれたのでした。
やってくるお客は、一癖も二癖もあるお客ばかり。
三女に一目ぼれしたサラリーマン、
女泣かせのスーパーの店長などが来店。
ワケありな三姉妹が織りなす、
美味しいエンタメ小説です。
主な登場人物
夜月 (長女) | 35歳。水商売一筋で生きてきた。色気と隙がいっぱいなタイプ。 スナックでは、ご飯は土鍋で炊き、おかずは手作りで人気。 |
(次女) | まひる32歳。責任感が強く、 重荷を抱え込んでしまうタイプ。 讃岐うどん屋では、 麺は香川の有名店から空輸し、 本格的な味が楽しめる。 結婚しており2人の子どもがいる。 |
(三女) | 朝日大学院生の23歳。ボーイッシュで背が高い。 喫茶店ではモーニングのみを提供。 自家製パンと手作りジャム等を出している。 |
(1冊目「三人屋」の時の年齢や状況です。)
読後の感想
原田さんの描く主人公たちは、
ワケありな人が多くてそれがとても魅力的です。
今回の「三人屋」シリーズも、姉妹それぞれ
過去に囚われたり、ワケありな匂いがプンプン。
それがいいんです。
三姉妹の過去や重荷を知りたくて、
ページをめくる手が止まりません。
こちらの小説は、お客目線で章が区切られて
います。
1.森野俊生(26)の場合…といった感じで、
彼らお客が三人屋の姉妹と繋がった背景が
描かれます。
その中で姉妹の誰かの視点も入り、姉妹のことが
分かっていく…といった感じです。
連作短編みたいな感じでとても読みやすかった
です。
章が進み、別の客視点になりますが、
以前の客も登場したり…と繋がっていく。
こういう構成は結構好きです。
それと、出てくる食べ物が美味しそうでした!
朝日のモーニングメニューを読むと、
こんがり焼けたトーストとカフェオレを
飲みたくなりました。
まひるの讃岐うどんも、夜月の土鍋ご飯も…
どれもこれも美味しそう!
これ、映像化したら絶対見るのにな~
そうしたら、誰が合うかな?と
勝手に想像すると楽しいです(笑)
美味しくて、人情もので、ホッとする小説。
続編は、朝日が就職して業態転換します!
こちらも面白かったので、続けて読むことを
オススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、原田ひ香さんの人気小説
「三人屋」シリーズをご紹介しました。
サラっと読めて満足感がある小説なので、
家事の合間等にオススメの小説です♪
- 原田ひ香「三人屋」シリーズ
2巻の本が発売中。 - 読む順番は、1「三人屋」
2「サンドの女 三人屋」 - 朝、昼、晩と業態を変えて三姉妹が営む
飲食店が舞台の小説。 - 癖があるお客と三姉妹の関わりが面白く
描かれている。食べ物も美味しそう!
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
↓原田ひ香さん、こちらのシリーズも
オススメ!↓