
ドラマ化が楽しみな小説
母親から「この小説面白かったよ~」と貸してもらった本。
読んでみると、テンポがいいのでとても読みやすく、あっという間に読んでしまいました!
こちら、10月にドラマ化が決定しているのです。楽しみ
今回は、小説のあらすじや感想、ドラマ化情報などをまとめました。
『終活シェアハウス』とは?


著者:御木本あかりさんについて
1953年千葉県出身の御木本あかりさん。
お茶の水女子大理学部を卒業後、NHKに入局。
その後、夫の海外勤務で退職し、通算23年間外交官の妻として、世界9か国で生活されたそうです。
本名の神谷ちづ子名義でエッセイ『オバ道』『女性の見識』などの著書があります。
2022年『やっかいな食卓』で小説家デビュー。
69歳で小説家デビューした方だったんですね!
因みに『やっかいな食卓』は、72歳の元外交官夫人が主人公のひとりらしく、これはご本人の経験がかなり書かれているのかな?とこちらも気になります。
作品の基本情報
小学館文庫から、2025年9月5日に発売された小説です。
(単行本は、2024年4月17日発売)
あらすじ(ネタバレなし)


大学生の速水翔太は、アルバイトでシェアハウスの秘書(なんでも屋)をすることに。
シェアハウスには、自称・料理研究家の歌子さんを始め、68歳の女性たち3人が住んでいました。
彼女たちはとてもパワフルで元気。
翔太はあれこれ押し付けられ不満もありますが、バイトを辞めないのは、歌子さんの作る賄いが美味しすぎるから。
そこに、彼女たちの友人・恒子さんが新たな同居人として加わることに。
恒子さんは、軽度認知症の診断が出ており、みんなで見守りながら暮らすことになったのです。
穏やかに暮らしていた4人に、シェアハウス売却の危機が迫りー。
仕事に恋、まだまだ人生諦めない!高齢者問題や危機を明るく乗り越える、エンタメ小説。
ドラマ化情報


題名 | 終活シェアハウス |
初回放送日時 | 2025年10月19日(日) 22時~22時45分 |
放送チャンネル | NHK BSプレミアム4K/ NHK BS |
回数 | 全10回 |
脚本 | 水橋文美江 |
出演 | 城桧吏/畑芽育/竹下景子/ 室井滋/石坂浩二/ 戸田恵子/市毛良枝 他 |
アルバイトの大学生・速水翔太役に、城桧吏さん。
翔太のガールフレンド役に畑芽育さん。
そして、シェアハウスの住人で所有者・歌子に竹下景子さん。
同居人の3人に、室井滋さん(厚子役)、戸田恵子さん(瑞恵役)、市毛良枝さん(恒子役)。
元編集者で歌子の古くからの知り合い、沼袋役に石坂浩二さん。
こんな感じの配役です。
小説を読んで感じたこと【感想】


将来こんなシェアハウスに住めたら素敵だな~と妄想すると楽しい小説。
68歳の4人はとにかくパワフル。
その4人に翻弄される、翔太が何だか可笑しかったです。
私自身は独身アラフォーで、将来どうなるんだろう…という漠然とした不安があります。
歌子たちのような友人に囲まれ、こんな素敵なシェアハウスに住めたらいいなぁ。
そして、なんといっても歌子の作る料理が美味しそうなんです!
文字で読むだけでもお腹が空いてくる…ドラマ化されたら映像で見られるのかな?と思うと、今から楽しみ。
最初の方を読んでいる時、優雅な女性たちが優雅な生活をしているだけ…って感じで、「この先の展開、どうするつももりなんだろう?」と思っていたんです。
そうしたら、それぞれに苦難や問題が待ち受けていて「そういう展開になるのね~」と納得したり、びっくりしたり。
なかなか飽きさせない作りとなっていました。
歌子さんたちのように、財産があったりしないと成立しない話ではあるんですが。
それでも、こんなシェアハウスいいなぁと憧れてしまった小説。
そして、やっぱり美味しいものを食べるときは、誰かと一緒がいいなぁと思ってしまいました。
まとめ
今回は、ドラマ化も話題となっている『終活シェアハウス』についてまとめました。
御木本あかりさんの著書は初めて読みましたが、とても読みやすく面白かったです。
ドラマが待ち遠しい…早く見たいです♪
皆さまの本選びの参考になれば幸いです。
- 『終活シェアハウス』2025年9月5日に文庫が発売となった。
- 著者の御木本あかりさんは、69歳で小説家デビューされた方。
- テレビドラマが、NHK BSプレミアム4KやNHK BSで2025年10月19日(日)~放送開始。
- 内容は、68歳の女性4人がシェアハウスで暮らし、問題に明るく立ち向かっていくエンタメ小説。
- 料理シーンが多々あり、美味しそう。こんなシェアハウスで暮らしたいと思った。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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