
心がザワザワする夜、
読むと落ち着く本があります。
なんだか気持ちが落ち着かない夜ってありますよね。
そんな時は、ホッとする“ことば”が書いてある本を
広げてみます。
そうすると、何だか安心して眠れるんです。
もちろん、それだけじゃ無理な時もありますが…。
でも、そういった安心できる“ことば”が書かれた
本を持っておくと、お守りになります。
「そうだ、あれ読んでみよう」と思えるだけで、
何だか安心。
今回は、寝る前に読むと安心する、リラックス
できる“ことば”が書かれた本をご紹介します。
大切に抱きしめたい お守りのことば
(松浦 弥太郎)


エッセイストの松浦弥太郎さんが昔から好き。
言葉が何だか優しくて、共感できることも多い
ですし、丁寧な暮らしも憧れます。
「大切に抱きしめたい お守りのことば」は、
2024年に出版された本。
本の始まりで「ここに書いた言葉は僕にとって
大切なお守りばかり。」と書かれていました。
つらいときや困ったときなど、寄り添ってくれる
お守りの言葉が155書かれています。
本を開いてみると、1ページごとにひとつの言葉が
書かれており、それについて説明がありました。
とても読みやすかったです。
疲れた夜にパラパラっと読むのにぴったり。
文字がぎっしりしてないのがいい。
沢山の勇気がもらえる言葉、じんわり温かくなる
言葉などがありました。
「一人の時間を」では、一人時間を確保してこそ、
人と存分にかかわることができると。
「すべての変化は成功」では、
「ずっと変わらないね」と言われるのは
すてきなことか?変わることを恐れずに、
変わることを「成長」だと思って喜ぼうと。
「頼るのは自分」では、誰も助けてくれないと
絶望してしまうかもしれない。
でも、最後に助けてくれるのは自分。
自分で自分に手を差し伸べる覚悟をもつことが、
大人として生きていくことではないかと。
(文章は、少し端折って書いています。
実際はもう少し長めに書いてありました。)
このような感じで、たまにモノクロ写真をはさみ
ながら、色々な言葉が書いてあります。
一人時間を楽しんでいいんだ…とか、
「何だか意外だね」と言われたら喜ぼうとか、
自分で自分を信じてあげよう…とか、
萎れていた気持ちが少し元気になりました。
その時の気分で、例えば「この言葉で勇気を
もらいたい」と思ったら、そのページを開いても
いいかなと。
155の言葉の中から、今の気持ちにぴったりの
言葉を読んでから、眠りにつくと睡眠の質が
良くなりそうです。
ボールのようなことば。(糸井重里)


コピーライターで有名な、糸井重里さん。
糸井さんの本、初めて買ったのですがとても
良かったです。
「若い世代に、糸井重里さんのことばを届けたい」
という動機で、出版された本とのこと。
2012年に出版された本ですが、今読んでも
色あせることない。
その時の状況で、染み入る言葉も違って
きます。
それなので、悩んだ時はこの本を開いて眺めてみたり。
文字がぎっしり詰まっていないので、
読みやすい本。
寝る前にボーっと読むにはちょうど良いです。
表紙の絵や本文途中で出てくるイラストは、
「ピンポン」などで有名な松本大洋さんが
担当されています。
このイラストがまたいい!ほんわか優しい気持ちに
なるイラストでした。
因みに、糸井さんが主宰する「ほぼ日」公式
YouTubeチャンネルで、本の紹介をしています。
このYouTubeを見るだけで、何だか癒される…。
また、本文中の言葉が映像に少し流れるので、
本の内容が少し見られるのもいいです。
寝る前にこちらの本、いかがでしょう。
ホッとできますよ。
(第1弾~3弾まで出ています)
今を生きやすく つれづれノート言葉集(銀色夏生)


詩人で文筆家の銀色夏生さんが書いた、言葉集。
人気シリーズ「つれづれノート」の1~25冊目
から抜粋した言葉が載っています。
因みにこちらの本が出版されたのが2014年。
今も「つれづれノート」シリーズは続いており、
2025年4月25日には47巻目が発売となります。
そんな、長く続いているシリーズの厳選された言葉集。
まえがきには、「「今を生きやすく」というのは
私の考え方の基本」と書いてありました。
ページごとに言葉が載っており、1行のことも
あれば、10行以上書いてあるページもあります。
前にご紹介した2冊と同様、空白があったり、
文字が詰まっていないので読みやすいです。
共感する言葉、ドキッとする言葉、勇気をもらえる
言葉…色々とありました。
「人は、好きなことをすると、
自分をとりもどす。」
うん、確かにそう!自分が戻ってくる。
「会っていて本当に心から楽しいと思えない人と
会うことをやめよう。」ドキッ…そうだよねぇ。
上の2つは短めの1文でしたが、もう少し長めの
言葉で、共感した言葉もありました。
特に人間関係で悩んでいる方に、グサッときたり、
なるほど~と思わせたり、勇気づけたりするような
内容があった気がします。
「自分は不幸だと思っている人の話をいくつ
聞いてもしょうがない。」の一文から始まる
文章にもぐっときました。
「真っ当な意見が通じない人がいる。
そういう時、逃げられる場合は一刻も早く
逃げるべきだ。」から始まる文章も良かったし、
そういう人がいて困った時は、この1文を
読みたいなって思いました。
こんな感じで、沢山の自分の心が落ち着く言葉が
書かれています。
夜寝る前に読むと、落ち着くと思ったのでした。
まとめ
今回は、寝る前に読むと安心できるおすすめ本を
3冊ご紹介しました。
夜は、考え事をしてしまったり、モヤモヤすると
眠れないことがあります。
そんな時、こういった短くて心が落ち着く言葉が
載った本があると、安眠に繋がるのではないかと。
不安な時や落ち着かない時、手に取ってみてください。
皆さまの本選びの参考になれば幸いです。
- 寝る前のおすすめ本1→
大切に抱きしめたい お守りのことば(松浦 弥太郎) - 寝る前のおすすめ本2→
ボールのようなことば。(糸井重里) - 寝る前のおすすめ本3→
今を生きやすく つれづれノート言葉集(銀色夏生)
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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