【本】原田ひ香「ランチ酒」シリーズ 読む順番は?お腹が空く小説!

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原田ひ香さんの小説に
ハマっています!

原田ひ香さんの「ランチ酒」シリーズは、
沢山の料理とお酒が登場します。

それがどれも美味しそうなものばかり。
お酒とご飯で昼飲み…
最高なパターンです(笑)

変わった職業の主人公が、色々悩みながらも
“ランチ酒”を楽しむ姿が描かれる小説。

今回は、大人気シリーズ「ランチ酒」について
解説いたします。

目次

「ランチ酒」シリーズ、読む順番

現在、3冊の本が発売中です。
(全て文庫になっています。)

↓読む順番はこちら

  1. ランチ酒
  2. ランチ酒 おかわり日和
  3. ランチ酒 今日もまんぷく

↓ランチ酒↓

↓ランチ酒 おかわり日和↓

↓ランチ酒 今日もまんぷく
(2024年5月10日発売 文庫最新刊

1巻から順番に読んでいくことをオススメします。

(主人公の過去が徐々に明らかになり、
子どもとの関わりや恋愛模様が巻が進むにつれて
変わってくる為)

一冊10~16章に分かれているので、
スキマ時間でも読みやすい作品。

一章ごとに一品以上の食べ物が出てくるので
嬉しい♪

因みに「ランチ酒」シリーズの新章が発売
されました!

↓「あさ酒」単行本(2024年10月10日発売)↓

主人公が「ランチ酒」の祥子から、
20代の女性に代わり、祥子は脇役へ。

進化していくお話に期待大です!

あらすじ

アラサーの犬森祥子は、バツイチで娘が1人
います。

娘は元夫が引き取り、たまに会えますが、
祥子の寂しさは募るばかりでした。

職業は「見守り屋」という風変わりな仕事を
しています。

営業時間は、夜から朝まで。

お客は様々な事情を抱えており、
「見守り屋」を頼むのでした。

大人から子ども、時にはペットまで、
寝ずの番で見守るのが仕事。

そんな祥子の楽しみは、夜勤明けの「ランチ酒」。

最高のランチと酒に癒されながら、自身のこと、
愛娘のことなど思いを馳せます。

読んだらお腹が空くこと必死。
美味しいグルメ小説となっています。

3冊読んだ感想

そこに行っていないけれど、行った気分になれる。

自分の目の前には料理があって、
湯気がたっていて、ぷーんといい匂いが
しそうな感じ…!

これは、そんな感じの小説。

文章で細かくお店や料理やお酒のことが
書いてあり、目の前に料理が広がっている
気分になるのです。

場所は、東京が中心。

1巻では中目黒、お茶の水、秋葉原etc、
2巻では表参道、日暮里、豊洲etc、
3巻では蒲田、西麻布、新大久保etcの
お店が出てきます。

たまに、広島や御殿場など遠くへ行くことも
あります。

お客によって場所が変わり、帰りに近くで
「ランチ酒」をして帰るというのが祥子の
ルーティーン。

なんだか、お酒あり版「孤独のグルメ」みたい。

祥子は、一人で食事とお酒を味わい、
心の中で食レポを開始。

それを読むと、自分もそこにいて、
食べているような気分を味わえます。

実際に行ってみたい!と思うようなところも。

この小説は、詳細な店名の記載はないのですが、
実際のお店がモデルとなっているようです。

小説に書かれたキーワードで検索したら、
ヒットするかも?今度やってみたいです。

美味しそうなご飯やお酒が魅力的に描かれて
いますが、人間模様も魅力的。

様々な事情を抱えたお客に、感情移入してしまう
こともありました。

以前登場した人物が再登場することもあり、
「この人って今はこうなってるんだ!」と
分かると嬉しいです。

そして、祥子がどうして結婚して離婚に至ったか。
一人娘への思いなどが、随所に出てきます。

悲しい思いや寂しい思いを沢山抱えた祥子。

でも「ランチ酒」の時は、色々考えつつ、
美味しいご飯とお酒が気持ちを
前向きにしくれます。

美味しい食べ物とお酒って最強!

3巻では、祥子も久々に恋をします。
そして、1巻の時に思いもしなかった方向へと、
話が進んでいきます。

1巻より、誰かと食べるシーンも増え、
一人もいいけれど誰かと一緒に味わえると
幸せだな~と感じました。

酒好き、食べ物好き、人間模様好き、
全てを満たす…そんな小説で、
続編を希望します!

漫画化情報

大人気シリーズ「ランチ酒」は、
漫画化もしています。

↓ランチ酒1(漫画)↓

↓ランチ酒2(漫画)最新!
(2024年10月15日発売)

豆大福、第3弾の文庫を読んでいる時に、
漫画版があると知りました。

文庫カバーに「漫画版も好評な~」と書いてあり、
「え!漫画なんて出てるの!?」とびっくり。

今、少しずつ読み進めているんですが、
やっぱり絵で見る食べ物が
美味しそうすぎる~!

漫画版の祥子も、とっても美味しそうに
飲み食いします。食べっぷり飲みっぷりがいい!

豆大福、小説の中の祥子は、少しクール系を
予想していました。漫画版は愛嬌がある感じかな?

小説と漫画を読み比べるのも面白いです。

是非ファンは、漫画を読んでみて損はないと
思います!

まとめ

今回は、原田ひ香さん「ランチ酒」シリーズに
ついて解説しました。

お酒や食事が好きな方、変わった職業ものを
読みたい方にオススメの作品。

3巻は恋愛も入ってくるので、ドキドキも
楽しめます。

漫画版も含めオススメ作品。
気になった方は、ぜひお手にとってみて
くださいませ。

  • 「ランチ酒」シリーズ現在3冊が発売中
    (祥伝社より全て文庫になっている。)
  • アラサーでバツイチの祥子が
    「見守り屋」として、
    様々な客と関わっていく話。
  • 仕事が終わった後の「ランチ酒」が
    読んでいて美味しそう!
    場所は東京のお店が多い。
  • 実在するお店をモデルにしているとの
    こと。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

↓原田ひ香さん、こちらのシリーズも
オススメ!↓

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