芸術の秋は美術館へ!
2025年1月下旬に休館すると発表していた、
千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館。
その休館を3月下旬まで延期すると発表が
ありました。
このままでは存続の危機もあるということで、
どうなるか気になるところ。
↓8月美術館庭園の様子等はこちら↓
休館に伴い、沢山のファンが美術館へ足を運んで
いるとのこと。
豆大福も、企画展を見るためDIC川村記念美術館へ
行ってまいりました!
今回は、混雑状況や庭園の様子をレポートいたします。(10月下旬平日午後訪問)
↓美術館公式HP↓
企画展「西川勝人 静寂の響き」
混雑状況等
ドイツを拠点に活動している、西川勝人さん。
西川さんの作品を国内で見られる機会は限られて
いたそう。
今回は国内美術館初の回顧展ということでした。
15時くらいに訪問。
チケット売り場は混んでいなかったです。
(因みに、窓口でセゾンカードを見せれば100円割引になります!持っている方はご提示お忘れなく。)
ただ、JR佐倉駅へ行くバスは結構混雑している
様子でした。
館内ロビーや売店に入ると、休館が発表される前と違い、とても混雑していました。
皆さん、閉館を惜しんで訪れているのでしょうね。
展示スペースの方は、15時過ぎの時間であれば、
ゆったり見ることができました。
ただ、館内のお茶席は予約制で(お茶席前のQRコードで予約)既に予約で埋まっていました。
以前は、この時間であれば貸し切り状態だったんですが…もう入れないかもと思うと残念です。
利用の際は気合を入れ、早くから予約する必要が
ありそうです。(tel等事前予約はできません)
1階で見られるコレクション展は、いつ見ても
素敵な絵が並んでいます。
入ってすぐのところ、今回はこちらであまり
見かけなかった、ユトリロ「メクス村」という絵が
ありました。
また、マリー・ローランサン「ピクニック」の
絵は、小さい頃から大好き!
色の感じが好きなんです。
こちらの目玉、ロスコ・ルームには、
やはり以前より多くの人が立ち止まり
絵を見ていました。
さて、2階はフランク・ステラの追悼コーナー等が
あり、その後企画展の部屋が出てきます。
こちら、作品には作品名がついていません。
それなので、作品名と照らし合わせ鑑賞したい方は、入口に置いてある作品リストを持っていくと
良いでしょう。
木や石膏を用いた白い彫刻に目を奪われました。
静かな空間に白い彫刻の数々。
幻想的な空間でした。
配置も工夫されており、見る楽しさがあったと思います。作品選定や会場構造は作家自ら手掛けたとのこと。
「秋」という作品では、花弁が床一面に敷き詰められており、ほのかにいい匂いも感じられました。
素敵な空間に、心も癒された気がします。
10月中旬の庭園の様子
美術館を出ると、16時20分くらい。
急ぎ足で庭園も散歩します。
所々、うっすら葉っぱが赤く色づいているところも。やっと秋らしくなってきました。
ヘンリー・ムーアのブロンズ像がある広場には、
芝生に座って寛ぐ人も見られます。
近くのテラスで、1杯カップコーヒーを飲もうとしたんですが、残念ながら売り切れていました。
昼間は混んでいたのでしょう。
缶コーヒーなどは売っていたのですが、カップコーヒー目当てだったので買わず。
池の方にも行ってみると、いつも通り白鳥が優雅に
泳いでいました。
16時半も過ぎてくると、周囲も暗くなってきますので、お客さんも殆ど見当たらず。
お散歩もでき満足したので、帰ることにしました。
まとめ
今回は、DIC川村記念美術館の休館前、
最後の企画展の様子をレポートいたしました。
皆さまのお出かけの参考になれば幸いです。
- 平日15時くらいは、作品をゆっくり
見ることは可能だった。 - お茶席は予約制で、15時過ぎでは予約がとれない状況。
利用の際は早く来て予約を。
(詳細は公式HPで) - 企画展は、西川さん本人が作品選定や
会場構造を担当。
作品の配置が面白かった。 - 静かな空間の中で見る作品に、幻想的な気分になれる。
- 16時過ぎの庭園は、人がまばら。
110円のカップコーヒーは売り切れていた。(残念…)
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
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