小川糸原作 映像化作品まとめ|映画・ドラマ全リスト&見どころ

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小川糸さんの作品が好きです!

可愛いポップな装丁の本が多いですが、内容はけっこう重厚な作品が多い小川糸さんの作品。

そんな小川さんの作品は、いくつか映像化されています。

今回は、小川さん原作で映像化されたものをまとめてみました。

目次

映像化された小川糸作品一覧

小川糸さん作品は、4作映像化されています。

  • 「食堂かたつむり」→
    2010年に柴咲コウさん主演で映画化。
  • 「つるかめ助産院」→
    2012年に仲里依紗さん主演でドラマ化。
  • 「ツバキ文具店」→
    2017年に多部未華子さん主演でドラマ化。
  • 「ライオンのおやつ」→
    2021年に土村芳さん主演でドラマ化。

映画1本、ドラマ3本の合計4作が映像化されています。

食堂かたつむり(映画)

題名食堂かたつむり
公開年2010年
出演柴咲コウ/余貴美子/三浦友和/他

原作小説

あらすじ

失恋のショックから、心因性失語症になった倫子。母が暮らす田舎に戻ることを決めます。

母は自由奔放な性格で、倫子はそんな母が苦手でした。

田舎で何もしないわけにもいかず、考えた末、倫子は食堂を開くことにします。

食堂の名前は「食堂かたつむり」。1日1組のお客のため、お客に合わせたメニューを考える食堂。

やがて「食堂かたつむり」は口コミで評判が広がっていくのでした。

感想や見どころ

同棲していた恋人に、家財道具一式持ち去られるという、どん底からのスタート。

これには、主人公に同情(ほんと恋人ひどい)。ショックで声まで失った倫子の再生の物語です。

そして、彼女に料理という得意なことがあって良かった!

お客に合わせた料理を作ってくれるなんて、自分も「食堂かたつむり」へ行きたくなりました。

また食べ物に対し「命をいただいている」と考えさせられた小説でもありました。オススメです。

↓詳しくはこちらのブログで↓

つるかめ助産院(連ドラ)

題名つるかめ助産院~南の島から~
放送年2012年
出演仲里依紗/余貴美子/中尾明慶/他

原作小説

あらすじ

夫の小野寺が突然失踪し、途方に暮れるまりあ。

彼女は、小野寺と婚前旅行で訪れた南の島へ向かいます。

傷心の彼女が島で出会ったのは、助産師の鶴田亀子。

亀子から助産院のランチパーティに誘われたまりあは、そのパーティに参加。

パーティ後、まりあは亀子に診察され、妊娠していると告げられたのでした。

予想外の妊娠。彼女は戸惑いを隠せないまま、一度は本州へ戻ります。

しかしその後、亀子が待つ助産院での出産を決意し、島へ戻るのでした。

感想や見どころ

出産経験がない自分にとって、出産した方みんなすごい!と思えた小説。

出産シーンは、自分まで辛くなってきました…(文字でそう思わせるとは…あっぱれ小川さん)。

助産院の先生、鶴田亀子さんのキャラがとても魅力的です!

亀子さんが、まりあへ手紙を書くのですがその内容が素晴らしく、涙しそうになりました。(外だったから涙は堪えた(;^_^A)

架空の島ですが、行ってみたくなったな。そんな小説でした。

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ツバキ文具店(連ドラ)

題名ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~
放送年2017年
出演多部未華子/倍賞美津子/高橋克典/他

原作小説

あらすじ

鎌倉で文房具店を営む鳩子。

この文房具店は、祖母がやっていたのですが、祖母が亡くなり鳩子が引き継ぎます。

祖母は文房具店の傍ら、代書屋の仕事もしていました。

鳩子も代書屋を引き継ぐのですが、変わった依頼が舞い込み、悩みながら代書をする日々。

鎌倉の人々に支えられながら、代書屋として成長していく鳩子を描きます。

感想や見どころ

主人公の鳩子の元に持ち込まれる、代書屋の仕事に興味津々。

みな、それぞれ事情を抱えながら鳩子に代書を頼むのですが、それがなかなか面白い。

できあがった手紙は、文字の形や書き方がそれぞれ違い、本の中でそれを読めるのも楽しめて良かった。

鳩子の状況が巻を追うごとに変わっていくので、それも見どころ。

ツバキ文具店は続編や関連本も出ているので、そちらもオススメです!(4巻もぜひ出てほしい~)

また、鎌倉の実在するお店や場所が出てくるので、鎌倉好き必見の本&ドラマでもあります♪

ドラマでは、鳩子役に多部未華子さん。これがまたとても合っていた!

そして、厳しい祖母役に倍賞美津子さん。凛とした雰囲気でこちらもぴったりでした。

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ライオンのおやつ(連ドラ)

題名ライオンのおやつ
公開年2021年
出演土村芳/鈴木京香/竜星涼/他

原作小説

あらすじ

一人暮らしをしていた海野雫。若くして余命宣告を受けます。

残された時間を過ごす場所として、瀬戸内の島にあるホスピスを選んだ雫。

そこでは毎週日曜日、入居者が食べたいお菓子をリクエストし、みんなで食べる「おやつ時間」があります。

入居者が思い出のおやつをリクエストする中、雫はおやつを選べないでいました。

穏やかな景色を見ながら、雫は自分がしたかったことを考えます。

そんな雫をホスピスの代表者である「マドンナ」や、スタッフたちは見守るのでした。

2020年本屋大賞第2位に輝いた小説です。

感想や見どころ

小川糸さんの小説を読むと、生と死について考えることが多いです。

「かたつむり食堂」では、食べることは生きることだな~と思った。

「つるかめ助産院」は、生命の誕生について考えさせられた。

「ツバキ文具店」は、人は人との繋がりによって生かされてるよなぁって思った。

そして今回の「ライオンのおやつ」は、死について考えさせられました。

若くして病気になった主人公に感情移入し、でも不思議と穏やかな気持ちにもなります。

色々考えて読んだりドラマを見ると、涙が出てきます。

それなので、外で本を読むには涙を堪える必要もあるので、家で読む方が良いのかな…と。

マドンナがいるホスピス「ライオンの家」の描き方も良いです。

おやつのリクエストは、自分だったら何を頼むだろう…と考えてみたり。

(ドラマは、実際におやつが出てくるんですけど、それが美味しそうでうっとり…)

「死」について描いてはいるけれど、不思議と穏やかな気分になる小説&ドラマ。お勧めです。

Amazonプライビデオで作品は見られるか?

沢山の方が加入しているAmazonプライムビデオ。

自分も加入しているので、見られるか調べてみました。

  • 「食堂かたつむり」→配信なし。
  • 「つるかめ助産院」→配信なし。
  • 「ツバキ文具店」→NHKオンデマンドに登録すると、鑑賞可能。
  • 「ライオンのおやつ」→NHKオンデマンドに登録すると、鑑賞可能。

「つるかめ助産院」「ツバキ文具店」「ライオンのおやつ」は、NHKやNHKBSで放映されています。

それなので配信となると、Amazonプライムビデオから、NHKオンデマンドに登録する必要があるようです。

(もちろん直接NHKオンデマンドに登録するやり方でも見られます!)

上記のように、「ツバキ文具店」と「ライオンのおやつ」はNHKオンデマンドに登録すると、鑑賞が可能です。

月額990円とお金はかかってしまいますが、個人的には「今月はNHKの見逃したドラマをみよう!」という月を決めて、大体見終わったら解約してもいいんじゃないかな~と思います。

(毎月990円かかってくるのは、お財布に痛手ですけど、1カ月だけとかならいいかなと(;^_^A)

↓Amazonプライムビデオで鑑賞
(NHKオンデマンド登録で鑑賞可能)↓

因みに、これらの映像化もNHKオンデマンドで見られます。併せて見てみるのもオススメです。

NHKっていいドラマがやっているんでよねぇ…。

見逃したドラマをNHKオンデマンドで一気見してもいいかもしれません。

DVD宅配レンタルも便利

小川糸さんの作品、4作品はDVDレンタルされているか見てみました。(GEO調べ)

  • 「食堂かたつむり」→
    DVDレンタルあり。
  • 「つるかめ助産院」→
    DVDレンタルあり。
  • 「ツバキ文具店」→
    DVDレンタルあり。
  • 「ライオンのおやつ」→
    DVDレンタルあり。

全てDVDレンタルしていました。ちゃちゃっとDVDでレンタルしてしまうのもいいかもしれません。

とはいえ、最寄りのお店に全て置いてあるかは定かではない…。

また、最近はDVDレンタル店がなくなってしまっていますよね。

(私も配信されていない作品を借りるため、重宝していた最寄りのDVDレンタル店が閉まってしまった(;^_^A)

そういう方は、宅配レンタルなんかも便利かな~と思います。

スタンダード8(月8枚レンタル)は、30日間無料お試しができます。

小川糸さん原作作品をすべてレンタルはできませんが、2作品くらいなら無料でレンタルできそうです。

(「食堂かたつむり」DVD1枚分「つるかめ助産院」DVD4枚分、ツバキ文具店DVD3枚分、ライオンのおやつDVD4枚分となっておりました。)

無料期間終了後は解約してもいいですし、便利であればそのまま使ってもいいと思います。

因みにネットで注文→自宅郵便受けに届く→郵便ポストへ返却の流れなので、わざわざお店まで返却することがないのが便利です。

というわけで、DVDは全てレンタル可能でしたので、DVD派の方はぜひ~。

まとめ

今回は、小川糸さん原作の映像化作品についてまとめてみました。

皆さまの本や映画・ドラマ選びの参考になれば幸いです。

  • 小川糸さん原作の映像化は4作品。
  • 映画は1本、ドラマは3本だった。
  • ドラマは全てNHKかNHKBSでの放映。
  • NHKオンデマンドでは「ツバキ文具店」と「ライオンのおやつ」が見られる。
  • DVD化は全てされており、レンタルが可能。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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